発起人とは
会社設立の際、資本金の出資、定款の作成など会社設立の手続きを行う人で、定款に署名または記名押印(電子署名を含む)した者です。会社設立後は、出資した資本金の額に応じて株式が発行され株主となります。員数・資格に制限は無く、一人以上いればよく、法人(会社)でも、未成年でも発起人になることができます。発起人の役割
具体的な役割の例は以下の通りです。会社に出資をする
会社の重要事項を決定する
定款の作成・認証など会社設立手続きを行う
発起人の責任
会社設立の役割を負う発起人には、その行為に関して責任も規定されています。設立ができなかった場合、その後始末について責任を負います
設立手続きなど、役割を怠り、会社に損害を与えた場合、責任を負います
お金ではなく、建物などの現物出資を行った場合、その出資評価額が発起人が支払う義務を負います
金額に達しなかった場合、不足額を支払う責任があります
発起人を決める際の注意点
1人会社の場合
発起人=株主=取締役、全部自分でやることになります。特に注意する点はないでしょう。複数人の場合
必要書類が増え、関係者を取りまとめる必要がでてきます。当然、会社設立までに時間がかかるようになります。また、複数人で重要事項を決定することになるので、意見が割れることも考えられます。1人で行うよりも、何かと時間がかかります。 特に気を配るべきは、会社設立後の株式の所有割合です。会社の重要事項を決定する際、株主総会での決議になります。そこで、議決権により多数決などの決定方法をとることになると、所有割合によっては会社の支配権を誰かが握ることになります。
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