「金融機関に分かってもらう!」 融資を受けるためのポイント! |
お金を借りるためには、何を伝えたら良いのか?
横浜で創業するにしても、川崎で創業するにしても、全国津々浦々どこで創業するにしても、自己資金で開業資金が賄えなければ、「借りる」しかないですよね?
「借りる」、誰から?そう、創業資金は「日本政策金融公庫」で借りましょうでしたね。
では、「貸して」と言って、そう簡単に融資してもらえるのか?
これは、「NO」でした・・・どうすんねん!
あなたが、友人から「お金、貸してください」と突然言われたら、どう思いますか?
何を考えますか?
「お金、無いのか?」「一体、いくら必要なんだ?」「何に使うんだ?」「どうやって返してくれるつもりだ?」「万が一返せなかったら、どうするつもりだ?」「いつ返してくれるんだ?」
と、パッと一瞬にして色々なことが頭をよぎりませんか?
これって、お金を貸すことを仕事にしている、金融機関だって同じです。
たとえ、創業資金なら日本政策金融公庫と言っても、他と比べて借り易いというだけであって、無条件で融資してくれるわけではありません。
そこで、あなたが感じた疑問を綺麗に整理して、先方さんに伝えることを意識すると、こうなります。
「整理してみよう!」 あなたのビジネスプラン |
「私は、○○のようなビジネスを考えております。」
「そのためには資金が必要です。」
「総額で、2,000万円ほど必要ですが、自己資金で500万円あります。」
「足りない1,500万円ほど、ご融資してもらえませんか?」
「お借りしたお金は、店舗設備に800万円、家賃、保証金で250万円、当面の運転資金に450万円と使わせていただきます。」
「月々の売上が380万円、そのうちの5%弱20万円を毎月返済します。」
「万が一の場合は・・・親から相続した土地がいくらかあります」
「開業後、6〜7年をめどに完済をしたいと考えています」
まあ、不動産なんかある訳ないし、保証人だってお願いできる人はいない・・・
というのが、創業者の圧倒的多数だとは思いますが、何の根拠も示さずにただ単純に「1,500万円、貸してください」と言うよりも、ずっと建設的で金融機関の担当者にも「この人なら融資しても大丈夫かも」と良い印象を持ってもらえます。
これらを意識して、あなたの描いた「事業計画書」に「資金計画書」をプラスして、融資の審査のテーブルに乗せるべきです。
創業者は、融資を受ける前から「創業者」ですよ。
丸山事務所では、「事業計画書」作成から「資金計画書」作成、融資申込まで、創業者の立場にたって精一杯のお手伝いをさせていただいております。