国民生活金融公庫とは
「国民生活金融公庫」とは、中小企業向けの事業資金や教育資金・恩給担保貸付などの融資を比較的低利で行う政府系金融機関でした。
1949年(昭和24年)6月1日、国民金融公庫が発足。
従前あった、「庶民金庫」および「恩給金庫」が解散され、その業務を承継する。
1967年(昭和42年)9月2日、環境衛生金融公庫が発足。
1999年(平成11年)10月1日、国民金融公庫と環境衛生金融公庫が統合し、国民生活金融公庫が発足。
2008年(平成20年)10月1日、国民生活金融公庫は解散し、株式会社日本政策金融公庫に業務移管。
2007年(平成19年)5月25日、
「株式会社日本政策金融公庫法」(平成19年法律第57号)が公布。
新会社への統合の内容
国民生活金融公庫は、2008年(平成20年)10月1日に解散し、同日付をもって設立される特殊会社たる株式会社日本政策金融公庫に統合する。
同日付で、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫も解散し、新会社に統合する。
国民生活金融公庫の業務(小規模事業者の経営の改善発達を支援するための資金及び生活衛生関係の営業者等に対する資金の貸付を含む。)は、株式会社日本政策金融公庫に承継させる。ただし、教育資金の貸付については、低所得者の資金需要に配慮しつつ、貸付の対象の範囲を縮小する。
国民生活金融公庫の時より取り扱われていた業務は、日本政策金融公庫の国民生活事業として引き継がれており、変わらず取り扱われています。
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